チベットの漫画と絵 Tibetan cartoon

蔵西のチベット漫画 制作雑記

チベットの漫画を描いている蔵西の日々制作雑記やお知らせ

西チベット・スピティ谷への旅 今回の最高高度は4551m

西チベット・スピティ谷の旅 真っ最中…と言いたい!が…、
スピティ道中は、 WiFi環境がなく、ブログ更新もメールも出来ず。

前回ブログ更新した,
ヒマラヤの麓の街マナリに戻ってきて、更新しています。
きっと何か良い方法があるのだろうけど、、、。

そういや、
インドの子どもキャラのアニメは放送されてるけど、
今のとこインドでは、
日本の漫画見ないなぁ。
街でも本屋でも。

大体、音楽が!
通りも店も着信も、あのチャララ~♫
って感じのインド音楽
レディガガとかコールドプレイなんて
皆無 (上海にはあった)。
今いるインターネットカフェは、
例外的に、インド系+洋楽 合わせたような曲がかかっていて、
なんだ、あるじゃん!と思うが。。


マナリを発って、あれから、
月世界をひた走るような
ローカルバスでスピティ谷へ。

いくら荒野好き地元の人達 好きでも、
12時間砂まみれジャンピングバスに
乗ると、ぐったりです。。

それでも、やめない、やめられない、、。
帰国したら、写真をアップしますが…。


しかし、ローカルバスで2日かけて行ったチベット仏教の1000年の古刹、
996年建立の
タボ寺がある町の 女子高生も、
当たり前のように
携帯を使っているのに
最初はちょっと驚いた。
タボ寺で
若い僧だけでなく、年配の僧も
携帯で会話やメールしている姿を見ると、、
技術発展の恩恵とか、
それによる時間の動きの変化とか、
消えていく伝統文化とか、
大量消費とか。。。

こうして あたしのような
普通の外国人の旅行者を受け入れてくれている…、
そこにも何がしかの影響があるのだろうし。。

今回の旅はとにかく、
スピティ に 行くこと と、
タボ寺の壁画を見ることが
目的だった。

1000年以上前の絵師の筆使い息遣い。
顔の輪郭線の真剣な確かさや、
きわの塗りの丁寧さ。
反対に、
わ、ここ気合い入ってないな!と
ダダ漏れわかりの筆のラインとかとか。

1本の線でも、
描いた絵師のその時の心持ちが
伝わってくる気がする。

その絵師が、その日
何を食べたのか、
チベットバター茶とツァンパかな?
仲間と もしかしたら
今日のは難しいぜ、なんて話したかも。
寺だし、家族と離れて単身赴任かも。
あ、チベット僧の絵師なら、独身だ。。

ここにも、人の物語が透けて見える。

そんな物語を 描きたい。
ものすごく。

いろいろ考えることが一杯。

久しぶりの今回の旅は、
おそらく、
今までの旅の中でもかなり濃厚で
インプット量が多すぎて、
ぼんやりのあたしの処理能力、
キャパを越えている。
まだ、ごっちゃごちゃだ。

多分、帰国して しばらくしたら、
あたしの中で整理され、
発酵していくのではないか、、
と淡く期待しています。


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