チベットの漫画と絵 Tibetan cartoon

蔵西のチベット漫画 制作雑記

チベットの漫画を描いている蔵西の日々制作雑記やお知らせ

ひょんなことから、今、もうヒマラヤの街マナリ。明日からチベット文化圏に入れる!

マナリの街でインターネットカフェを探して、
そこのWiFiからブログ更新してます。

カフェ内のパソコンは、
日本語変換は出来なかったけど、
自分のHPやブログが見られて、
わー、ほんとに世界につながってんだ、と。。



現場でドツボにはまってると、
簡単なことも見えなくなってしまう。

ひょんなこと。

デリーで、今朝5時ふと目が覚めて、
宿のWiFiで夫からのメールをぼんやり見てたらば、
今日の午前に別会社の飛行機がクルに飛んでるよ、と。

…っあ!そーか!

お金はかかるけど、
新たに航空券買えばいいんだ!
長時間夜行バスの苦行をせず。
体力気力を、スピティ谷に残しておかねば。

それから早かった。
荷をザックに詰め、チェックアウトして、6時半にはエアポート行きの地下鉄に乗ってた。
(いつものだらだらのろのろは?)

飛行機からは、眼下の景色が
地形図を見ているかのごとく、
ぐいぐい平地から、
ヒマラヤの立ち上がりに向かっていっていた。


クルの飛行場からローカルバスで
地元の人達にまじって、
がったがった 揺られてたら、
何だかすっごく楽しくなってきた。

インドじゃなくて、
デリーが辛かったんだな。


ネタも次々と。

ローカルバスの運ちゃんが、
同じローカルバスに追い抜かれて、
がぜん熱くなって、
(後ろ姿が違う)
がたがた田舎道を暴走し始め、
乗客の我々は右に左に大揺れ。

すぐ右手はヒマラヤから
ごおごお流れる河なんだけど。

ラクションが暴走族みたいなんですけど。

でも、誰も動じない。あたし以外は。

漫画みたいな
ベタな展開。

そんな中、
乗客の携帯が鳴る。
着信は勿論、インド流行歌です。
皆さん携帯ではメールではなく
もっばら会話のようで、
あちこちでインド音楽の着信が鳴る。
バスは大暴走中。

…ネタに使えますかね?


ちなみに、マナリの女子学生も制服。
道端で携帯も使ってました。
すごいな、携帯。
今更だけど。


明朝5時のローカルバスで、
ここマナリから
念願のスピティ谷に入ります。

メールもブログ更新も難しいかも、
あたしのスキルでは(泣)


…無事、スピティに入れますように。
チベット寺院のタボ寺の壁画をじっくり見て、

歩いて、

作品作ってる時、
よくわからなかった家の内部の作りとか
窓の付き方とか、
スピティの人のしぐさとか、
スケッチ出来ますように。。。




☆ ツーリストインフォの人に聞いたら、
この間の北インドの大地震の影響はここにはなかった、とのことです。

宿のにーちゃんは、
日本は一年前(半年前ですよ…)大地震で大変だったんだろー、と。。。