チベットの漫画と絵 Tibetan cartoon

蔵西のチベット漫画 制作雑記

チベットの漫画を描いている蔵西の日々制作雑記やお知らせ

コミティア100の申し込み、ぎりぎり間に合った―多分。

コミティア100は 5月5日だから随分先のような気がしていたけれど、
はっっ!?  まずい、郵送だと 締め切りは 2月25日土曜必着。
ネーム直しを中断して、慌てて サークルカットを描き、
申し込みをしたー。 ぎりぎり間に合った――多分。
 
イメージ 2
 今回のサークルカット
 
しかし、今、ネーム直し驀進中で、
果たして 新刊用の作品を作れるのかな…。。。 
 
いや、作ります。 作りたい!!
( つい気弱になってしまった…。)
 
 
今、ネームの直しは、内容というより
 
「 すきま 」を作る作業になっている。
「 間合い 」というか。  「 流れ 」というか。
 
コマも、ストーリーの流れも、視線の抜けも、全体構成も。
 
欲張って ぎっちぎちに絵も情報も入れすぎてた。
自分でも、なんか、息苦しいな、とは感じていた。
これでは読者は、 あ、辛い、と
ぽい、と捨ててしまうだろう。
 
このままでは、、読んでもらえない。 伝わらない。
 
 
もともと1枚絵ばかり描いていて、1枚をいかに完成度を上げるか、と
 腐心しまくってた影響か、
同じように、つい、
1コマ1コマ の完成度を上げようとしていた。
それがベストだ、と思っていた。
 
おまけに、受験用のデッサンで、
とにかく画面から はみ出すくらいに
パンパンに 大きく描くのが良いのだー、
そして 真っ黒になるまで 描き込むのだー、と
刷り込み?されてるので?、
無意識にうちに
コマに、ページに 絵をパンパンに、描き込んでたかも…。
 
受験用デッサンなんて、もうはるか昔のことなのに。
 
1枚絵じゃないんだから。
物語なんだから、流れていかないと。
 
 
ある編集の方は
「 コマをイラストレーションにしてしまうと、読者はそこで止まってしまう。
そうすると、また漫画に戻ってもらうのが大変になる…。」 と。
 
以前、2度目の持ち込みの時の編集の方に
「 漫画は流れですよ 」 と 言われた。
その時は、正直、ピンとこなかった。
 
…今は、少し、わかるような気がする。 
まだまだだけど。
 
 
随分前のだけど、某有名デザイナーの方の
デザインの特別講義を聞いた時の
気になった言葉を 書きなぐったメモが出てきて、
それは、
① いいものを 好きでも嫌いでもたくさん見る。
② 思い切り切り捨てる。
③ 間を大事に。 これはセンス、&その人なりの個性。
 などなど。。。
 
そういえば、
動画でダウンタウンの初期のを見たとき、
すっっっごく!  面白かった。
ネタも良かったのかもしれないが、
それより、 間合いの良さ、うまさが違うと感じた。
 
落語も好きなんだけど、こちらも
芸 + 間合いで笑ってる気がする…。
 
 
 
あれ?
流れと間合いって、もしかして、
作品やアート以外でも、
いろいろなこと、音楽とか日常生活とか人間関係とか!?にも
共通するかも、大事かも…。。。
 
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前回、
男の人は、少女漫画の文法になじめない人が多い…てなこと書いたけれど、
友人(男)が、その文を読んでメールをくれた。
お姉さんの漫画が身近にあったので、
かなりディープに読んでいたみたい。
アート系、文学系の素地もあっただろうけれど。 
ちなみに、
今 投稿中の作品 ( 中間発表で1次審査は通ってた…すごく、ほっとした )の
準主役の職業設定は、この友人のを勝手に借りた…。
美大の研究室勤めで 民俗学が専門、1人旅好き。
 
イメージ 1
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11日間 トレッキングの真ん中あたり、
リンシェ村。
 
同行の よし子ちゃんとこの日は
休養日にしようと、たらたらしてたら、
地元の人が正装して踊るとこに遭遇。
 
だらだらしてて良かった♪
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